Speaker
石川 諒
(東京工業大学)
Description
本研究ではRun3で導入されたL2InsideOutの評価をおこなった。Run2までのATLASソフトウェアトリガーは検出器内で交差するミューオンの再構成を苦手としていた。これは外側の検出器を元に飛跡を再構成するアルゴリズムに起因しており、Bの物理において不利であった。そこで、Run3から内側から外側の検出器に向けて飛跡を再構成するL2InsideOutが導入された。このL2InsideOutのモニタリングシステムの問題点を修正し、評価を行った。