Conveners
天文・波状DM
- 吉村 浩司 (岡山大学)
バクスター ジョシュア稜
(東京大学)
18/02/2024, 15:00
Cherenkov Telescope Array (CTA) は解像型大気チェレンコフ望遠鏡(IACT)群からなる次世代天文台である。特に大口径望遠鏡初号機LST-1は2018年に竣成した。また、同サイトにて現行IACTのMAGICが稼働中である。現在、エネルギー閾値の低下・感度の上昇を目的とした、MAGIC望遠鏡とLST-1の間に新たな新トリガーを導入する計画が進行中である。このハードウェアトリガーは3台の望遠鏡のトリガー信号を集約し、MAGICとLST-1の同時観測を可能にする。本講演では新トリガーシステムの実装状況、及び性能推定の研究、そして本システムの向上によって期待される探索可能となる物理について話す。