Conveners
事象再構成の改善・較正の研究
- 石野 雅也 (東京大学)
Berns Lukas
(東京工業大学)
19/02/2020, 09:00
スーパーカミオカンデ実験等の水チェレンコフ検出器のイベント再構成では、荷電粒子の平均的なチェレンコフ光放出分布を用いてフィッティングしてきた。一方電磁シャワー等によりこの分布はイベントごとに揺らいでいるはずで、回転対称性の破れによる電子と光子の区別などに利用できる可能性がある。既存の最尤法モデルの改善や、新しく考案した多様体表面に適応可能なCNNを用いた再構成の開発などについて紹介する。