計算機ワークショップ 2023 for Experimental and Theoretical Physics
開催日時: 2023年4月26日12:00~ 28日13:00
開催方法: ハイブリッド@小柴ホール + Zoom
開催場所: 東大本郷キャンパス理学部1号館小柴ホール (map)
計算機は物理学研究において欠かせないものとなっています。特に近年は求められる計算機資源が大規模化することも多く、大型の計算機を運用し効率的に活用することが研究遂行において極めて重要です。また、急速に発展するIT技術を適切に取り込むことは、プログラミングや計算の効率の改善に必要なステップとなっています。
一方で、計算機を準備・運用することに関してあまり重きが置かれていないケースも少なくありません。この傾向は大規模なグループより中小規模で強いようです。最新の計算機・IT技術を利用したいというニーズがあるにも関わらず、予算や人手不足でそれが達成できない現実もあるかと思います。また、大規模なグループでも大規模計算機インフラや高度なデータ解析プラットフォームを長期に渡って維持できるのか、将来にわたる計算機に長けた人材の慢性的な不足も懸念されます。
本ワークショップでは、日本国内における実験、理論計算グループにおいて計算機がどのように使われ運用されているか、現状と将来的な見通しについて意見交換をします。将来の新技術の種や、計算機インフラの共通化・共同研究の可能性についても議論を深めます。
本ワークショップでは以下のトピックを取り扱います。
- 小・中規模オンプレミス環境
- クラウド環境
- HPC
- オンライン・トリガー
- ソフトウェア開発・オープンソフトウェア
- GPGPU・FPGA・量子コンピュータ
- 高速ネットワーク
- オープンデータ
- サービス提供
さらに、今回は2日目の午前中にディスカッションセッションを設け、3テーマ(後日アナウンス)について現地参加者の皆様に個別に議論して頂きます。
講演募集
実験・観測・理論の計算機グループ (例: software and computing group) や計算機インフラのサービス提供などをされている組織の講演を募集します。講演を希望される方は2月28日(火)までにLOC( keisankiws2023-loc@icepp.s.u-tokyo.ac.jp )までご連絡をお願い致します。
参加登録
参加登録は2/13から開始します。
リモート参加
Zoomの接続情報は参加者にメールで4月14日までにお知らせします。届いていない場合はLOC( keisankiws2023-loc@icepp.s.u-tokyo.ac.jp )までお問い合わせください。
会場でのネットワーク接続
eduroamでの接続のみとなります。所属する大学・研究機関でアカウントを取得しておいてください。
主催: 東京大学素粒子物理国際研究センター
協賛: 粒子物理コンピューティング懇談会