第六回 空気シャワー観測による宇宙線の起源探索研究会

27 Mar 2023, 13:00 → 29 Mar 2023, 16:00 Asia/Tokyo

TBD

 

本研究会は宇宙線研共同利用「Knee領域および最高エネルギー領域での宇宙線反応の実験的研究」と「新しい宇宙線空気シャワーシミュレーションコード 開発 」の一環として毎年実施しています。今年は会場を名古屋大学に移しハイブリット形式で３月２７日と２８日の２日間、開催をします。各日で会場が異なるので注意してください。
本年度は、若手とシニアセッションで分けずに広く議論できるようにします。特に学生や若手研究者からの多くの講演、活発な議論を期待しています。

また空気シャワーシミュレーションコードCOSMOSの講習会を３月２９日に人数限定で開催します。この講習会では、COSMOSの初心者を対象として、サンプルコードの実行ができるようになり、自分の希望する計算ができるようになるとっかかりを支援します。

 

過去の勉強会のリンク
２０１７年　第１回
２０１８年　第２回
２０１９年　第３回
２０２１年　第４回
２０２２年　第５回

 

会場：  ハイブリット（名古屋大学＋ZOOM）

• 1日目（27日）：ES館6階　E635室
• 2日目（28日）：豊田講堂メインホール
• 3日目（29日、COSMOS講習会）：研究所共同館１号館５１７号室

 

Google map : https://www.google.com/maps/d/edit?mid=1-j14WZ8o-4wjZU4df1PP9eZ2a_JqnJY&usp=sharing

 

（詳細情報の展開のため、参加登録をお願いします。）

Monday 27 March

1日目午後

1 趣旨説明

Speaker: Hiroaki Menjo (Nagoya University (JP))

20230327_AirShower_Intro.pdf

2 IceCube実験最新結果とマルチメッセンジャー観測展望

Speaker: Koji Noda (The University of Tokyo)

230327IceCubeNews_MM-Noda-Web_red.pdf

3 ブレーザーにおける非熱的放射の時間変動と今後の展望

Speaker: Shunsuke Sakurai

4 テレスコープアレイ実験のための深層学習を用いた宇宙線空気シャワー解析手法の開発

Speaker: Shoma Sato

5 深層学習を用いたガンマ線/原子核宇宙線空気シャワー選別手法の研究

Speaker: Sousuke Okukawa

6 新型大気蛍光望遠鏡の再構成

Speaker: Fraser Bradfield

15:05 Break

7 VERITAS/CTA-LST1データを用いたハドロン相互作用検証と宇宙線化学組成計測へのアプローチ

Speaker: Michiko Ohishi (ICRR)

8 LHCf実験における中性パイオンの質量の再構成とPMTの温度との依存性解析

Speaker: Yuga Kitagami (Nagoya University (JP))

9 CMOSカメライメージセンサーを使った超高エネルギー宇宙線空気シャワーコアの観測

Speaker: 鷹野 和紀子

10 TA実験の大気蛍光望遠鏡における宇宙線空気シャワー解析のための大気蛍光モデルによる系統誤差の見積もり

Speaker: 康平 小森

11 TA実験における大気透明度季節依存性が空気シャワー解析へ与える影響

Speaker: Kota Mizuno

12 TA SDによる大天頂角空気シャワー事象再構成手法の研究

Speaker: Kaoru Takahashi

13 TA実験のHybrid解析によるInvisible Energyの推定

Speaker: Miku Nakahara

14 Knee領域宇宙線を観測するTALE-infill実験の再構成プログラム開発

Speaker: Yusuke Kawachi

Tuesday 28 March

2日目午前

15 超高エネルギー宇宙線の最近の観測結果とTAx4地表検出器によるエネルギースペクトル解析

Speaker: Kozo Fujisue

16 TAx4FDモノ解析

Speaker: 優貴 楠森

17 銀河磁場モデルの与える宇宙線の質量組成・エネルギースペクトルへの影響

Speaker: Ryo Higuchi (RIKEN)

18 銀河系外宇宙線と宇宙ニュートリノの起源について

Speaker: Shigeo Kimura (Tohoku Univ.)

19 南極での高エネルギーニュートリノ観測から宇宙線起源天体の解明

Speaker: Takuro Kobayashi

12:00 ランチ

2日目午前

20 極高エネルギー宇宙線国際共同観測実験GCOSの現状と今後の展望

Speaker: Toshihiro Fujii

21 チベット空気シャワーアレイによる天体からのガンマ線観測

Speaker: Sei Kato (ICRR)

22 KneeからAnkleまでの宇宙線観測の現状とTALE実験ハイブリッド観測によるエネルギースペクトル測定

Speaker: Hitoshi Oshima

23 TALE 地表検出器アレイを用いた 2nd-knee 領域宇宙線のエネルギースペクトル解析

Speaker: Ichiro Komae

15:00 Break

24 超高エネルギー宇宙線伝播中の光核反応

Speaker: Dr Eiji Kido (RIKEN Cluster for Pioneering Research)

25 原子核破砕反応から探る宇宙線研究

Speaker: Takehiko Saito

26 LHCf実験の最新結果とRun3測定レポート

Speaker: Hiroaki Menjo (Nagoya University (JP))

27 FASER実験によるLHC超前方ニュートリノを用いたハドロン相互作用研究の今後の展望

Speaker: Ken Ohashi (Universitaet Bern (CH))

28 宇宙線物理学の防災研究への応用

Speaker: Akimichi Taketa

29 Closing and discussion

Wednesday 29 March

COSMOS講習会

30 空気シャワーシミュレーションについて

Speaker: Katsuaki Kasahara

CosmosIntro-II-had.pdf

CosmosIntro-II.pdf

CosmosIntro-I.pdf

31 COSMOSを使ったシミュレーション

Speaker: Takashi Sako (ICRR)

cosmos_guidance.pdf

32 実習

12:00 Lunch

33 実習